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遠藤国賠との出会い

寅次郎(とらじろう)
広報

 ええ〜っと、事務局の広報担当(宣伝係)の寅次郎です。ボクは、勤め人なんですが、大学院にもちょこっと顔を出しており、ほんの少しだけ大学院生もやってます。そんなボクと遠藤国賠との出会いなどについてお話しましょう。

 「遠藤国賠」と出会ったのは、数年前の「週刊金曜日」(1994年4月15日号)「捏罪(ねつざい)判決を問う」という阿部弁護士執筆の記事でした。遠藤さんを起訴した検察官、さらには裁判官の責任を追及する国賠訴訟だといいます。裁判官の責任を追及するなんて、なんちゅうすげえー裁判なんだろー!と思いました。
 記事を読むうちに、なんというめぐりあわせかと驚きました。というのも、その年ボクは大学院で、「刑事訴訟法判例研究」という講座の研修生になっていたのですが、そこでたまたま割り当てられていた判例が「芦別国賠事件」といって検察官の責任を追及した事件だったからです。

 そういうことからすると、遠藤国賠は、検察官のみならず裁判官の責任をも追及している点で、「芦別事件」の延長線上にあり、かつ一歩進んだ最新事件ということになります。
 「これは見逃せない!」と思ったボクは執筆者の阿部泰雄弁護士に問い合わせて資料の送付を依頼しました。すると、「資料だけではなんですから、直接お会いしてご説明致しましょう!」ということになり、有楽町の中華レストランで話を聞かせてもらっちゃったのです。
 「この事件のことを周囲の方々に知らせて下さい!」という阿部弁護士からの要請もあり、それからというもの、友人や先輩・後輩に「遠藤国賠」のことを知らせる活動をしていたというわけです。

 そして、弁論は毎回傍聴、そのあとの懇親会(飲み会)に参加しているうちに、今井代表から声をかけられ、国賠ニュース作成のお手伝いなどをするようになりました。さらに昨年(1998年)の夏からは、「遠藤国賠事務局(広報担当)」という役目までを引き受けるになってしまったというわけです。

 それにしても、「巨悪を剔抉(てっけつ)し、悪い奴を眠らせず、被害者とともに泣く検察!」っていうカッコイイキャッチフレーズ!
 (「てっけつ」とは、つっこんであばき出すということ)。
 これは、元検事総長で今は亡き伊藤榮樹(いとう しげき)氏の言葉です。大学に入ってまもなく、それをマに受けて「検察ってなんてカッコイイんだっ!」と感心していたものでした。だが実際はどうだったでしょうか?

 「共産党緒方宅盗聴事件」が発生すると当時の伊藤検事総長は、警察と取引してその組織的犯行を免罪してしまいました。警察の組織的犯罪こそ「巨悪」の典型なのに、その巨悪を見逃してしまった!それで一体どこが「巨悪を剔抉」する検察なのでしょうか?

 で、遠藤事件において検察官は、「無実」の遠藤さんを犯人にでっちあげてしまいました。さらに許せないのは、検察や警察を強引にかばった裁判官です。数年前、遠藤さんに話を聞いた時、国賠の被告のうちの二人である若原正樹とか出田孝一とかの裁判官が、東京地裁で裁判長をしているという話になりました。
 「私の判決よりも出世の道を選んだんだなっ!と思います。」という遠藤さんの言葉を、有罪判決を書いた裁判官たちに思いっきり投げつけてやりたいぞー!

 という次第で、御支援のほど、よろしくお願い申し上げる次第です。