遠藤国賠パンフレット

前代未聞! 裁判官によるアリバイ崩し
 

 
 遠藤さんの無実を指し示す有力な証拠や証言が数多くあったにもかかわらず、第一審の新潟地方裁判所は有罪の判決をくだしました。検察有利の証拠の積極的な採用など、宮嶋裁判長の訴訟指揮に対する遠藤さんと弁護人の懸念が、現実のものとなってしまったのです。

 なかでも裁判所への不信感を募らせたのがアリバイの否定で、検察さえも認めていた「遠藤さんのトラックとバスのすれ違い地点」を、判決では勝手に変えてしまったのです。


法廷に提出された証拠によって明らかな事実

遠藤さんの供述 バスの運転手の供述
 クランクの手前の左側に阿賀の川タクシーの看板のある地点てバスとすれ違った。  クランクから約250m進んだ付近の道路中央に寝ている男を発見し、徐行しながら通過、同時に、反対方向から来たタクシーの運転手も窓を開けてその人を見ていた。その人はケガをしている様子はなかった。

弁護人の主張

 遠藤車が事故現場を通過したのちに、現場に到達したバスの運転手が生きている被害者を見ているのだから遠藤さんは犯人でありえない。(津川町中心部には城下町の名残りであるクランク〈折れ曲る道〉がありスムーズな通行を妨げている。ドライバーの印象に強く残る構造だけに、このクランクを通過する時の記憶はきわめて信用度が高いと言うことができる。)

検察官の主張

 遠藤車とバスがすれ違った地点は、阿賀の川タクシーの看板のある付近であることは争わない。しかし、バスの運転手は轢かれた後の被著者を「寝ている」と見誤ったのだ。


一、二審裁判所の認定した事実

 バスの運転手が道路に「寝ている」男を見たというのは信用できる。遠藤車とバスがすれ違った地点は阿賀の川タクシーの看板がある付近ではなく、事故現場よりも新潟寄りであったのだ。